時計を買うということ。

オーデマピゲ ロイヤルオーク エクストラシンSS(15202ST)を買って1年が経過した。

この時計は自分の時計史(たった8年程度のものだが)の中で大事な時計で、「時計を買う」という行動について、色々と考えてしまったので現時点での考えをまとめてみる。

この不肖なブログは開設以来3年が経過しようとしているが、ずっと書いていることは一貫していない。ブレブレである。大きい時計が良いと言ったり、手首の大きさに合う時計が良いと言ったり、読み返すたびに恥ずかしくなるくらい、とにかく”テキトウ”だ。

それだけ自分の中で時計選びや時計に対する向き合い方が変化している証拠だろうと思う。

気が向けば冗長迂遠な駄文にお付き合いいただきたい。

エクストラシンとの“馴れ初め”

この時計を知ったのは2012年。

機械式時計に興味を持ち、初めての機械式腕時計、オメガ3539.50を買った年。

ちなみにこのオメガは視認性もよくサイズも38mmと控えめで、我ながらいいチョイスをしたと思う。

「どうやらロレックスよりも高い世界三大、雲上といわれる時計があって、パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンというらしい。パテックフィリップのノーチラスとオーデマピゲのロイヤルオークはジェラルド・ジェンタがデザインして・・・」という具合だ。

当時は色付きの時計(ケースがRGやYGなど)には興味はなかった。そういう時計をつけている自分を想像できない、というのもあるし、SSの時計の”日常性”や”親しみやすさ”、”シンプルな見た目”が好きだった。

ノーチラスやロイヤルオークの独特のデザインには驚いたが、ノーチラスは文字盤の色もなんか地味だしオジサン臭い(失礼!)と思ってしまった。ロイヤルオークはとにかくカクカクしていて曲線が少なくて、キレていてブレスレットのデザインもカッコいいと思った。

特にロイヤルオークの中でも復刻されたエクストラシン、15202STが良く、15400STは実際につけてみると大きいし文字盤も間延びしているように感じた。エクストラシンはギュッと詰まっている感じがよかった。それは恐らく文字盤と風防の距離であったり、ケースの薄さやベゼルと文字盤の比率、ケースの大きさからきていると思うが。

SSで一番欲しいのはエクストラシンだ!と思ったわけだが、当時、時計一本に200万円を超える価格は想像もつかず、まさに雲の上のような存在だった。

それから時は流れ、先にオジサン臭いと思っていたノーチラス(お上品な色気のあるRGのプチコン)を買ってしまったり、パネライの47mmとかクロノマットとか果てはデイトナのアフターダイヤとか、色々買った。実は一度ノーチラスの5711/1A-010も予約していて順番が回ってきた時があったのだが、本当にお金がなく、情熱的に欲しいと思わなかったのもあってスルーしたことがある。

新品中古、正規並行を問わず時計との出会いは縁だと思う。エクストラシンを買う縁がきた、それがたまたま去年だった、ということ。結局、未使用品を並行ショップで2012年当時の並行価格の二倍!(価格ドットコムの初値は202万円とある)で購入した。

そして幸いにも、まだ売らずに1年間手元にある。

時計を買うということ

時計を買うというのは、その時計が「欲しい」と思って買うわけだが、その感情が生まれる「動機」や感情の「熱量」は様々だと思う。

見た目、機能、つけ心地、精度、使用目的など、自分が重要だと思う部分、つまりその物に対する主観だけで時計を買うだろうか。そうではないと思う。

そもそも、その主観も色々な外的な影響を受けるだろうし、時計を買ってきた経験、時計に関する知識、年齢などとにかく色々な個人を反映している。これを仮に“主観的な動機力”と呼ぶことにする。

そしてさらに、第三者の規定するブランドバリュー、リセールバリュー、評価、自分が所属するコミュニティーでの序列などなど(この時計はしる人ぞしるブランドの、、誰とも被らない、、誰もが憧れるブランドで、、あの時計評論家が良いと言っていた、、これを買って売れば利益になる、、この時計は1000万円もすると言いたい、、)挙げればきりがない。これを“客観的な動機力”と呼ぼう。

2つの“動機力”が混ざり合って、「買う」という行動にでると考えている。

例えば、自分は「買う」という行動に100の“動機力”が必要だとする。

時として刹那的に主観的な動機力が100以上生まれることがある。リセールが悪かったり、人からあまり評価されていなかったとしても。つまりは衝動買いである。(それがすぐに手元から離れていくかはまた別の話だが。)

また、主観的な動機力が10程度しかなくても、買ってすぐ売って100万円の利益がでるなら、客観的な動機力は100以上になる。

このように、自分にとって時計を買うという結果は同じであっても、その過程(動機力)は様々である。

なので、仮にデイトナSSをリセールが良いので買いたいです!という人が居ても別に腹も立たないし、時計趣味を馬鹿にしているとも思わない。時計に求める価値は人それぞれだ。

時計を趣味とする者として知りたいのは、人のその動機力の中身、時計を買うに至った過程である。そしてその中身について他人と交流を持ちたいというのがブログを開始した理由であったように思う。しかし動機力の内訳を文章にするのは、自分にとってなかなか難しい作業になるので、いつも購入報告だけになってしまうのは、恥ずかしい限り。

ではエクストラシンはどうなのか

自分がそれを手に取る機会があったときに、まずお金の工面ができるかを考えた。

それはクリアできた。

それから動機力である。

見た目はカクカクしシャキッとしていて、男性的なかっこよさを感じた。サテンが均一で鏡面のように輝く。そして挿入される鏡面との境(エッジ)がくっきりしていてメリハリがあってかっこいい。文字盤の青も明るすぎず、好み。ギョシェも美しい。

現在のスポーツウォッチと分類される中では薄くて軽い。針やインデックスは細くて、文字盤と風防の距離は近くて、フォーマルとインフォーマルの中間である(これは時計誰かの受け売り)。サイズは39mmで手首への収まりもいい。SSだし仕事のときにもプライベートのときにも使えそうだ。ムーブメント、外装の仕上げも美しいと思った。ただ、ブレスのフィッティングは1コマでしか調整できないので、汗をかく夏場はキツく感じるかもしれない。そしてキズが目立ちそうだ。Cal.2121故障大丈夫か・・?などと多少懸念もあった。

マーケットでは価格が絶賛高騰中で、ブティック限定だが受付も実質止まっていて自分は正規では入手できないだろうが、100万円以上のプレミアを払うのはどうか・・・・。

考えるうちに、ジェラルド・ジェンタの最初期の作品なので若い時のエネルギーがそのまま現れていて、自分がこれをつければエネルギーを貰えるんじゃないか、という謎の妄想も出現した。

しかし、最後のひと押しとなったのは、自分が時計の知識がまだ大して無かったときに欲しいと思った時計であること、だった。

ブログを初めて以降、客観的動機力が強くなっていたように思う。時計をある程度の期間所有して触れ、その時計を自分なりに理解し、自分の主観を磨く過程をサボっていた。避けていたかもしれない。主観的動機力が強かった時期の時計を購入すれば長く付き合えるかもしれない、と考え買った。

そして1年はもったが、今後また売ってしまうかもしれない。

時計は買って終わり、ではない。使うこと、そして売ることもある。

それらについてもまた気が向けば書きたい。

【購入】ロイヤルオーク・オフショアクロノ・44mm 重さとラバーベルトのショートサイズについて

先日、ロイヤルオーク・オフショアクロノの44mmサイズを購入しました。

これからじっくり使いながら、気が向けば他ロイヤルオークモデルとの比較も書いてみたいと思います。

今回は装着感について。

購入する前に試着するのである程度は予想がつきますが、丸一日使用してみると感じ方も変わります。

この時計はケースがチタン、ベゼルがセラミックと軽量の素材を使っているため、重さ131g

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そんなに重くないので、装着感も悪くはないです。

ただ、どうしてもベルトがジャストじゃないと頭(ケース)が振られる感じはあります。

僕の手首周りは17cmですが、標準ベルトですと一番短い穴にして、人さし指が1本ギリギリ入るサイズ。

夏であればジャストですが、秋冬になってくるともう少しピッタリしたほうが時計が動く感じは軽減されるんじゃないかと考えています。

そこで考えているのが、ショートサイズベルトへの交換。

APジャパンに問い合わせたところ、現時点では以下の設定があるとのこと。

価格は¥33,000(税抜)、在庫がない場合は取り寄せで2-3ヶ月必要。

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購入した店舗でも取り寄せれますし、東京にでかけた際に銀座のAPで交換してもらうこともできそうです。

 

 

 

筋トレ1年続けたら手首は太くなりますか!?

なーーーーる!!(ナカヤマキンニクン)

どうも、ただの腕時計好きな筋トレブロガーです。

まず断っておきますが、この記事はロレックス ディープシー 126660 D-ブルーのレビュー記事です。

皆さんの時計購入に、少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。

 

僕は2017年9月から近所のジムに入会し、筋トレを始めました。

2018年5月まで通っていた最初のジムにはバーベルがないため、ダンベルとマシンだけでトレーニング。

BIG3と言われるバーベルスクワット、デッドリフト、ベンチプレスはジムを変えた5月から始めました。

もちろん、この1年で体つきは少しずつ変化して、素敵なことに“今までの服が着れない”ということがでてきてます。

そして、あまり意識はしてなかったのですが、どうやら手首も太くなっているようです。

筋トレ開始前の僕の手首は15.5cm。過去のブログ記事にもそう書いています。

そして、現在が17cm。

ロレックスでいえば一コマ半、太くなっています。

特に前腕のトレーニングをしてたというわけでもなく(最近はハンマーカールもしてますが)

重たいものを押したり引いたりしていたら、自然と太くなったという感じです。

手首が太くなると、時計の趣味趣向にも影響がでてきます。

つい最近、僕が購入したのはロレックス 126660 ディープシー D-ブルー

でかい!でかいよ!(ケース径44mm)
キレてるよ!!(エッジが)
厚いよ!!(16mm)
並じゃないよー!(防水3900m)
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広がってるよー!絞れてるよー!(ラグ幅21→22mm、ラグが絞られています)
仕上がってるよー!!(針が長くなって端まで届いてます)

 

しかし、1年前までは「いやいや、デカすぎでしょ(笑)。ぷぷぷぷ(笑)」という感じでした。

はっきり言って、今もまだジャストサイズとは言えないと思います。

 

常にトレーニング可能(2駒外しで214g)

 

しかし、「この時計のようにデカくて厚みのある体(ケース)を作ろう!美しい筋肉のセパレーション(グラデーション文字盤)をだそう!」と筋トレに対するモチベーションが暴騰(デイトナの価格のように)しています。

では最後に、僕がいつも参考にしている加藤さんの前腕トレーニングを貼って終わります!さようなら!

 

近況報告的に時計にからめてみる。

機械式腕時計を購入しはじめてから、早6年。

大して時計の知識が増えたわけでもなく、ムーブメントのムの字も理解できてない(自称)時計ブロガーです。

しかし、これだけは言える。

僕は大変な“浮気症”であるということ!

どんなに惚れ込んだ時計でも、長いもので1年、短いものでは数ヶ月で“さよなら”しています。

みんな大好きな時計達ですが、色々と目移りしてしまうのも、また事実。

所詮、貧乏勤務医風情に“一夫多妻”は到底無理。

“本妻”と“愛人”を養うのがやっとなのです。

そんなわけで、次々とお別れを繰り返してきました。

オメガに始まり、ロレックス、ブライトリング、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲ、パテック・フィリップと経て再びロレックスへ。

写真 2018-02-04 10 03 45

ロレックスでも特に最近はデイトナがお気に入りです。

デイトナもステンレス、カラフルな石が沢山ついたもの(笑)、そして金無垢とか。

デイトナはサイズ感も良いし、丈夫だし、カッコいいし、金無垢はエロいしで大好きです。

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ただ、最近は色々な時計に出会っても、最初に感じていた、“腹の底から湧き出る衝動”のようなものを感じることがなくなっています。

ロレックスを選ぶのは、結局はお別れする存在・・・・だったらお互いに傷つかない別れ方がしたい(要は差損が少ない笑)・・・・そんな気持ちもあるのかもしれません。

あとは、昔は“無い袖を無理やり振っていた”(笑)という面も。

しかし、しばらくは“デイトナ”を色々と味わってみよう、という考えです。

 

■この1年でかわったこと

更新せず1年程経過してしまいましたが、この1年で大きく変わったこともあります。

それは筋トレへの傾倒・・・・。

Twitterでは承認欲求を満たすために、上裸の写真をUPする日々・・・・。

リストショットより上裸ショットが多くなった時計ブロガー・・・・。

お酒を飲む日も減り、今週は何回ジムに行けるかを一番に考える日々・・・・。

自分の体を変える、ボディーメイクがこれほどに魅力的だったとは!

トレーニングは精神的な安定にも寄与しているし、色々思うところはあるので、また1年後くらいには筋トレについても書いてみたいと思います。

 

 

 

30男のデイトナ購入記(116503)①-腕時計の適正サイズを考える。

先日、ロレックス デイトナ(116503)を買ったので、購入記の連載を開始します。

ちなみに僕は約1年前にデイトナ(116500LN)を購入し一度手放しているんですよね。

【レビュー】2016年 新型 ロレックス デイトナ 116500LN

“デカ厚”に傾倒していた頃で、サイズを小さく感じて差損も少ないから手放した、というところでした。(→猛省!ロレックス デイトナ 116500LN再購入検討。

その後ロイヤルオークオフショアクロノ、ノーチラス5712Rを経験し感じたことは「腕が細い人(僕は15.5㎝)がデカ厚時計を着けると、ケースは腕幅を越えてはみ出し、結果的に“腕の細さを強調”し、全身の見た目のバランスを崩してしまう」ということでした。もちろん体格が大きい人にはデカ厚は存在感もあり、カッコよく着けこなすことが出来るでしょうが、僕は身長も低い(162㎝)ので先日購入したブライトリング・スーパーオーシャンも僕にとってはデカ厚の部類です。(今の)僕の適切な腕時計のサイズの定義は、“前腕のよりも近位側に置いて、腕幅からはみ出ない”としています。写真 2017-09-30 16 53 50

これであれば腕から不自然に浮いて見えたりもしませんし、服装を時計に合わせずとも済みます。これを決める要素はケース径だけでなく厚みも重要で、薄ければ多少大きくても腕にフィットする場合があります。(もちろん、“あえて”腕からはみ出すデカ厚を装着する、というのもいいのですが。)

例えばオフショア。ジェラルドジェンタのデザインをモダンに昇華させた秀逸なデザインで、非常に格好いいのですが、僕が装着するとこんな感じ。42mmですが、ラグとケースが一体のデザインなので実際はもっと大きく感じられ、先程の定義の場所に置くと完全に腕からはみ出します。

写真 2017-05-28 10 45 39

理想のイメージはこんな感じなんですが。

スクリーンショット 2017-10-01 0.21.28
http://www.gettyimages.co.jp/

ちなみにこれ、アーノルド・シュワルツェネッガーさんの腕です(彼はロイヤルオークオフショアの愛用者で、アーノルド・シュワルツェネッガーモデルもある)。やっぱりゴツい腕に似合いますねえ。僕は最近肉体改造のためトレーニングをしていますが、腕時計をつける部分は、ほとんど骨と脂肪などで、筋肉の占める割合は少なく、前腕を太くすることはできても装着できる時計のサイズが大きくなるほどは難しいと思います(むしろ脂肪をたくさんつけたほうが手首は太くなる。)

ノーチラス(5712R)は40mmでも特殊なケース形状でラグ一体型ですが薄さもあるため、大きすぎるということは無いですね。

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ノーチラスはまさに自分の“勝負時計”。仮面ライダーの変身ベルトのように、できないことも出来るような気にさせてくれる、金無垢の魅力にも気づかせてくれた素晴らしい時計です。ただ、流石に普段使いするには気を遣います。適正サイズで、もう少し気軽で、かつ色気のある時計を探していました。そこでデイトナの登場、となったわけですね。

続きます。

 

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このままじゃ時計ベルト乞食に!?ロイヤルオークオフショア アリゲーターベルトXSサイズ。

レザーやラバーベルトを気分や季節によって交換するのは我ら、腕時計フリークの大きな楽しみの一つですよね。

しかし、スイス時計に最初から付いているベルトは、僕の腕周りに対して長いものが多く、純正を使用するにしてもジャストサイズで使用するにはベルトを交換するしか無い、という状況が続いています。

ノーチラスのラバーベルト、ショートサイズを購入。

ノーチラス(5712R)純正アリゲーター、ショートサイズに交換。

今は入院中のロイヤルオークオフショアも、純正ではアリゲーターの背の部分を使用したワイルドでイカしたベルトがついています。しかしこれも一番小さい穴でも大きい。というわけで、涼しい季節になるのでショートサイズに交換しようか、そもそもショートサイズの設定はあるのかオーデマ・ピゲに問い合わせ。

“この度はオーデマピゲにお問合せいただきまして、誠にありがとうございます。
また私どもの時計をご愛用頂いておりますこと厚く御礼申し上げます。

さて、お問い合わせのベルトの件にご回答いたします。
DD様にお使いいただいているロイヤルオークオフショアクロノ26470ST用には、ショートサイズのベルトの展開がございます。

背ワニ XSサイズ [価格:税別69,000円]

ご交換をご希望の場合には、銀座にございます弊社カスタマーサービスに直接時計をお持込みいただくか、
またはカスタマーサービス宛てに時計をご郵送いただくことでご対応しております。
ベルトのみをご購入いただくことも可能でございます。
尚、在庫には変動がございますこと予めご了承くださいませ。”

ノーチラスと価格を合わせたわけでは無いでしょうが、まったく同じ価格。カミーユフォルネジャポンのHPには、たしかにAPの腕時計ベルトも制作していますよ、とは記載がありますね。

スクリーンショット 2017-09-09 16.25.58.png

ノーチラスとオフショアのベルトだけで約15万。。腕時計の衣替えも大変ですね。

しかし以前に純正のDバックルも購入しているので、せっかくならショートサイズのベルトを購入してDバックルで使用したいと思います。

ロイヤルオーク オフショア クロノをラバーベルトに換装、Dバックルも購入。

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猛省!ロレックス デイトナ 116500LN再購入検討。

時計の好みは移り変わるものですが、自分の過去記事を読み返していても、今とは真逆な(!?)考えの時もありました。最近の僕の好みはオーソドックスというか、大きすぎず小さすぎずな40mm程度の時計ですが、ロレックスのラインナップの中でもデイトナのサイズというのは本当に普遍的な、いつの時代にも受け入れられるデザイン、サイズ感であると思っています。

僕のデイトナ116500LNのレビュー記事(【レビュー】2016年 新型 ロレックス デイトナ 116500LN)にて。後半部分に今の嗜好とは間逆な記載が。

スクリーンショット 2017-09-08 14.49.09.png

手放した理由は“サイズ”と“ロレックスというブランド”、“プレミア価格”のようですね。この時は47mmのサブマーシブル(これはこれでいい時計)に心酔していたため40mm弱のクロノグラフに対して物足りなさを感じていたようです。しかし、やはり40mm程度のクロノグラフというのは貴重な存在で、細腕でもフィットする素晴らしいサイズだと思います(笑)やはりオーソドックスなスタイルの時計は手元に残しておくべきだったな・・・と珍しく後悔しています。そして、やはりロレックス好きです。。というわけで現在デイトナ再検討中です。

 

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カミーユフォルネの時計ベルトが高い理由。

ノーチラス(5712R)のアリゲーターベルトはカミーユフォルネ社製で、価格もちょっとした時計が買える値段であることは、前回の記事に書きました。

ノーチラス(5712R)純正アリゲーター、ショートサイズに交換。

どうしてそこまで高価なのか。もちろんコバの仕上げや、吸い付くようにしっとりとしたアリゲーターの質感にはそれだけで納得する理由がありますが、高い金額を出して使用している“物”について調べることも、礼儀(?)のようなものだと思うので、今日はカミーユ・フォルネの革製品が高価な理由を掘り下げていこう、と思います。

▷素材

カミーユ・フォルネジャポンのHPには

“アメリカ・ルイジアナ産のミシシッピ・アリゲーターですが、カミーユ・フォルネでは生後8~9ヶ月の子ワニの腹部の革だけをセレクトし、製品作りを行なっています。”

とあります。“ワニ革”の中でもミシシッピ・アリゲーターというワニの革を使用し、厳選した素材のようですね。高級皮革としてのワニ革は、大きく分けると“クロコダイル”と“アリゲーター”があり。クロコダイルでも特に高級のスモールクロコはイリエワニを指します。アリゲーターは主にアメリカアリゲーターを指すようで、いずれも腹部分は“竹腑”、背と腹の移行部分を“玉腑”と呼びます。ノーチラスのベルトは腹部分の竹腑を使用しています。

▷手作業

ベルト制作には60工程あるそうですが、その全てが職人の手作業によっておこなわれています。そしてステッチにもこだわりが。“クチュールセリエ”といわれる技法によるハンドステッチがおこなわれています。

“「ベルメール」と呼ばれる木製のペンチで皮革は固定され、突きぎりで穴があけられます。糸は革によく馴染むよう天然のビーズワックスでコーティングされています。1本の糸の両端にそれぞれ針をつけて職人が厚い革にステッチをかけていきます。その両手の素早い動きは熟練したセリエだけが成しえる類稀なる技なのです。このサドルステッチの美しさは、一目見ればお分かり頂けるように逸品の証と言えます。このようにサドルステッチは一針一針縫い進められる為、非常に丈夫な時計ベルトが出来上がるのです。サドルステッチはカミーユ・フォルネ社の時計ベルトにおける最高のクラフトマンシップの証と言えるでしょう。”

カミーユ・フォルネのホームページをみるだけでもこれだけの情報が。相当クラフツマンシップに拘りがあり、調べているうちに、高価な理由も納得してきました。

YouTubeで動画を漁っていると、カミーユ・フォルネのベルト制作の動画も見つけました。こういう動画は大好きですね。カミーユ・フォルネは時計ベルトだけでなく財布やバッグも制作しています。エキゾチックレザーの長財布、これ欲しいです。

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ノーチラス(5712R)純正アリゲーター、ショートサイズに交換。

9月になり朝夕は涼しい季節となりましたね。

5月に5712Rを購入してからは、純正のラバーベルトを使用していました(ノーチラスのラバーベルト、ショートサイズを購入。)が、そろそろ革ベルトの季節となるので交換してきました。

付属してくるベルトはブラウンのアリゲーター、ブラウンのラバーの2本ですが、いずれも“ノーマルサイズ”(他ロング、ショート、スーパーショートの設定がある)のため僕の腕(15.5mm)では一番小さい穴でもゆとりがあり、さらにバックルが6時側に寄るためにフィット感も悪くなります。そこでショートサイズを使用する必要があり、今回は純正のアリゲーターのショートサイズをオーダー。PPジャパンに在庫があれば数日で納品されます。

お願いしたのはビジュピコ名古屋本店

購入したのは徳島のビジュピコですが、ちょうど名古屋に行く用事があったので事前にお願いし、快く引き受けていただきました。

価格は¥61,000、ショートとロングは“スペシャルオーダー”のため¥8,000プラスで¥69,000+税で¥74,520。

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確かパテック・フィリップのベルトはカミーユ・フォルネ社製だったと記憶していますが、同社のアリゲーターベルトが¥40,000程度ということを考えれば(特殊なラグの形状もあるでしょうが)高いなぁ・・・・というのが正直な所。

それでもショートのフィット感は抜群で、やはりローズゴールドにはブラウンのアリゲーターがよく似合います。

詳しくサイズをみてみましょう。(写真はラバーですが同サイズ)

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▶ノーマル:6時側−11.5cm 12時側−7.5cm

▶ショート:6時側−10.5cm 12時側−6.5cm

それぞれ1㎝ずつ短くなっています。

 

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U-50万で選ぶダイバーズ ウォッチ。僕はブライトリング スーパーオーシャンⅡ 42(日本限定)にしたよ。

2017年はハイエンドウォッチを立て続けに購入し、ヘビーユーズしています。

【レビュー】オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショアクロノグラフ 42mm 26470ST

【レビュー】パテックフィリップ ノーチラス 5712R-001【Part.1】

普段使いとしてはROオフショアを使用していましたが、先日ゼンマイの初期不良(?)のため入院。帰ってくるは10月初旬の予定。お気軽モデルでパネライを使用しようかとも考えましたが、今更ながら44mmのサイズ感がどうも細腕(15.5mm)の僕には不格好というか「デカイなぁ・・・」と思う次第。それに現行のルミノールマリーナPAM00631は100M防水(!?)とダイバーズウォッチとは思えない非力さ。ノーチラスは普段使いには余りにも“エロすぎる”し気を遣うし・・・ということに。

そこで今回の時計選びのコンセプトは、オーソドックスなデザインでありながらも人と被らず、比較的安価(50万円以下)で、頑丈で、海に行ってもそのまま飛び込める機械式時計

具体的には▶ケース径:39-42mm、▶ダイバーズウォッチ(防水300M以上)、▶ラバーベルト(秋冬はカーフも使える)、▶価格:50万円以下 ということになりました。

10月にシンガポールに行くので、海外旅行では時計の付け外しを頻回にはしたくないので、比較的安価なモデルを1本いっときたい、という思いもありました。

ブライトリングはクロノマット44に代表されるように、デカ厚でケース全面がポリッシュで“押し出し感”が強く、価格も100万以上と高価な(並行では安くなる)イメージがあります。ただ、オメガやタグ・ホイヤーに比べて“男の道具”感は強く、今回のコンセプトにマッチしているブランドだと思いました。ロレックス サブマリーナでも・・・とも考えましたが、6桁になってからラグジュアリー感が顕著で、なおかつ価格も高く(デイトだと¥874,800)、被りますし、夏にブレスだと肌がかぶれる、というのもあり今回は見送りました。

ブライトリングは高額モデルもありますが、ETAムーブをベースに使用したモデルは比較的安価です。公式サイトには価格帯に応じてモデルが紹介されています。

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スーパーオーシャンⅡ 42は37万円〜とかなり安価。2015年発表のモデルで44,42,36mmの3サイズの展開があります。

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通常モデルはインデックスがアラビア数字で、今回ボクが購入したのは今年発表された日本限定(本数限定ではない)のバーインデックスが採用された文字盤のタイプ。ベルトは“ダイバープロⅢ”というラバーのもので、Dバックル仕様をチョイス。価格は¥426600(税込)。

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さて、実機をみていきましょう。

▶ケース径42mm、ケース厚13.3mm。ラグ幅20mm。

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ケース径は42mmですが腕からはみ出すこともなく、違和感は感じません。ケース厚はロレックスサブマリーナ(116610LN)が13.5mmですからほぼ一緒です。それでいて500m防水ですから、スペックは申し分なし。ケースは全面ポリッシュ仕上げ。面の均一さも40万円の時計とは思えないほど良い仕上げです。

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ベゼルはラバーモールドされたステンレスベゼル。アラビア数字、目盛りを残して周囲を彫り込んだステンレスベゼルにブラックラバーを流し込んで、それをさらに削り出すという作り方のようです。耐傷性についてはこれから使用してみないと分かりませんが、最近はキラキラしたセラミックベゼルが主流な中で、やはりマットなベゼルは質実剛健なダイバーズウォッチに似合いますね。

文字盤はバーインデックス。以前のモデルではアラビア数字のフォントがイタリックで、文字盤にもベゼルにも配されて、少し落ち着かない感じでチープな印象を受けました。このモデルに関しては、奇をてらわずオーソドックスなデザインに仕上げられています。もちろん細かくみれば、インデックスの夜光の盛り方もムラがあったりしますが、そこをこの価格帯で求めるのは酷でしょう。

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先代のスーパーオーシャン

ムーブメントはETA2824ベースのブライトリング17。パワーリザーブ40時間の自動巻き。ロングセラーのムーブメントがベースなので実用的な安心感がありますね。

▶ベルトはラバーでDバックル仕様。

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“BREITLING”と型どられたラバーベルトは柔らかく、肌に馴染みます(ROオフショアのウレタンバンドは“硬い”)。ベルトの長さはカットすることで調整し、バックル裏の“PUSH”を押すことでワンタッチで6段階の微調整ができます。この機構はよく考えられていて、いつも適切なフィット感を得ることができます。バックルも全面鏡面で剛性感のある作りで、なかなか好印象。

▶外箱は合皮張りで、内箱は携帯用ボックスになっています。時計の箱は買ったら使わずにいることがほとんどだと思いますが、これは実用的ですね。携帯用ボックスの外装はレザー、内は布張りで高級感もあります。

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▶毎日使う時計として、非常に優秀だと思います。並行と正規の価格差でいつも購入を悩ませるブライトリングですが、低価格帯のモデルに関しては差額もそこまで気になりません。実用時計ブランドとしてのロレックスは、ますます高価格化、高級化を推し進めてラグジュアリー路線に向かっています。もちろん、その時計の完成度には文句のつけようが無いですが、ガンガンに使う実用時計を求めるならU-50のブライトリングというのもロレックス以外の選択肢として“あり”だと思います。

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